🔰まっすぐ走る車ってどういうこと?車好きじゃないあなたにもわかりやすく解説

一言で言うならば、無意識に直感的に走りたいラインを走れる車のこと。

車ってほっといてもまっすぐ走る?

いえいえ、そんなことはありません。

鏡のようなフラットな路面(テストコースがそうですね)、全くの無風状態であれば、ほぼまっすぐ走る車というのはあるかもしれない。

でも、現実の道は直線に見えても凹凸もあれば勾配もある。風が吹くこともある。

そんな何かのきっかけで車の進路は微妙に乱れるわけですね。

さあ、あなたは運転者。進路が乱れたらハンドルを切りますよね。これを修正舵、と言います。

想像してみてください。

今、あなたは高速道路を走っています。

気づくと右の白線に寄り始めている。

30cmだけ左に戻りたいなと思ってゆっくり少しだけハンドルを左に切ろうとする。

僕の言いたい真っすぐ走る車だったらこの時、、

・じんわりとハンドルを切ることができて

・切り始めのほんのちょっと切ったところから、その分のちょっとだけの動きと、ちょっとだけのハンドルの手ごたえがあって

・動かしたいだけ動いてくれて、動きすぎることがない

でも、こういう車ってそんなに多くない。

悪い例その1

ハンドル切ろうとすると、なんかひっかかりを感じる。

ひっかかりを超えて切ろうとすると、切りたいぶんよりちょっと切りすぎる。

その結果、動かしたいぶんよりも動きすぎる。車線の真ん中に戻りたいのに反対側まで行ってしまう。

悪い例その2

ハンドル切っても手ごたえが来るのが遅い。

ちょっと切っただけで、くきっと曲がっちゃう。

なので、これもやっぱり動かしたいぶんより動き過ぎる。

いずれも、慎重に慎重に操作すれば、なんとかおだやかに走れないこともないけど、

直感的な操作はできなくて、頭で先読みしながら操作しないと一筆書きのようには走れない。

そして、疲れる。

要はハンドル切っても曲がらん車がいいってこと??

いえいえ、それも違います。

僕の乗ったことがある車で言うと、例えばポルシェ。マカン。

よく曲がる。よく曲がるのだけど、切り始めから手応えがちゃんとあって、意図したより動き過ぎると言うことがない。

ドイツ車じゃないといけない??

いえいえ、ドイツ車でも電動パワステになってからは苦労しているようで、ひどいやつもあります。

ある売れ筋のDセグメントのドイツのセダン。

一言で言うと、運転してると車が一回り大きくなったように感じる車、もありました。

白線までのマージンをいつもより大きめにとりたくなる車。

やっぱり高い車じゃないと?

いえいえ、車の価格とはあんまり関係無く起こったりします。

例えば軽トラ。サンバーやハイゼットやキャリー。

特にパワステの無いやつ。

勿論ハイスピードでコーナーを曲がっていけるような車では無いけれど、

でも穏やかに走るのは超得意。

うちにもドライブ用に一台欲しいくらい。

なぜ軽トラが良いのかは別記事で。

車以外のものにたとえてみましょう。

例えばボールペン。

こんなボールペンは嫌だ。

・書き始めに引っかかりがあって、力を入れると、ズバッといっちゃう。

・ペン先側の蓋が無くなって、芯がぐにゃんぐにゃん。

上で書いた悪い例そのまんまですね。

書いてもなかなか減らない(燃費がいい)とか、発色がきれい(見た目がいい)とか、Montblancのロゴが入ってる(ブランド)とか以前に、道具としてどうなんだ、っていうのがありますよね。

車も同じです。

なんとなく、言いたいことが伝わったかな。

無意識に、直感的に走りたいラインを走らせられる車、それをこのブログでは「真っ直ぐ走る車」と定義しますので、以後、宜しくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました