クラウンスポーツのデザインの面白さとクラウンのオプション外装の注意点

その他考察

クラウンスポーツ、真後ろからのデザインの面白さに気づいたので、考えたことを書いてみよう。

何が面白いかって、全幅に占めるショルダーの張り出しの割合が全高(というかボディーの厚さ)に対してやたら大きいなと。

で、説明しくて、メーカー公式の360°ビュー(パースかかってないやつ)を探したのだけど、無い。

最近のトヨタのHPはどうも360°ビューは載せて無いっぽい。

仕方なくBlueprintsさんのこの画像で。

で、改めて。

下図で④:(①÷③)みたいなこと。

あるいは④:(①÷②)でもいいけど。

この比率がすごく新奇だと思うんだ。

なんか、スーパーハイト系ワゴン(ソリオとかルーミーとか)に無理やりオーバーフェンダーつけたようなプロポーションに見えたんです。

で、精度はわからんが同じサイト(Blueprints)から比較対象としてフェンダーの張り出しの大きそうなSUV代表として元祖クーペSUVのX6(現行)を引っ張ってきて比べてみた。

なんかこう、X6みたいなクーペSUVからリアフェンダーの張り出しはそのままでキャビンスペースだけ左右につぶしたような感じに見えませんか。

よくある比率は右のような感じだと思うのよね(タイヤ細いのはご愛嬌。画像加工技術の無さね)。

そういう意味でクラウンスポーツはとても個性的。

トヨタはルーフピークの持ってきかたとかもそうだし、意外と独創的なデザインは多い。

個人的にはこのルーフ高と全幅ならもっとフェンダーの張り出しは小さくてよかったかなと思う。

実用性どうこうを抜きにしても。

なんか、要素優先でバランスが置き去りという大きなメーカーでありがちなアレに思えて。

直後後方から見なければいいんだけどね(ネットに真後ろの画像(プロが遠くから望遠で撮ったやつ)が無いのはトヨタの広報がカットしてるから??んなわけないか)。

もちろんこの違和感をネガティブにとらえず、斬新なものとしてポジティブにとらえるのもアリだと思う。

ただし、もし買うならもう一つだけデザイン面で注意点を言い添えておきたい。

それは、モデリスタのエアロはボディの分厚さを、上の図の④を、より強調してしまうということ。

トヨタ クラウン(スポーツ) | 装備・オプション | MODELLISTA | トヨタ自動車WEBサイト
トヨタ クラウン(スポーツ) の公式サイト。カスタマイズカーのスタイリングやアクセサリー、パーツをご紹介いたします。

ちなみにこれは④だけではない。

下図の⑤や⑥はボディ下部をブラックアウトすることでボディーを薄く見せることでこういった厚さに見えるよう誤魔化しているもの。

それが台無しになってしまう。

モデリスタのエアロを検討する方は一度自分に問うてみてほしい。

自分は低さを強調したいのか?分厚く見せたいのか?

後者であれば勿論OK(でもやるならオーバーフェンダーとかつけて左右方向にも大きくした方が外観のバランスはいいと思う)。

でももし前者だとしたら、これをつけても低くは見えない。むしろ分厚くなって全高高く見えるかもしれない。

クラウンスポーツだけじゃない。クラウンクロスオーバーも同様。

もっと言うならクラウンに限らず、トヨタに限らず、下部をブラックアウトした車全般。

もしチンスポイラーやサイドスカートやリアスカートなんかをつけるならボディ同色ではなく、できればブラックで、なるだけ地面に近づかないものがおすすめです(見た目は)。

昔の車でこういうの付けようって車はボンネットも低かったし、それに合わせてルーフも低かった。

でも最近の車は歩行者保護の観点でボンネットが分厚いし(クラウンみたいにFRがFFになったらエンジン高高くなるし)、あるいは床下にバッテリーを敷き詰めるEVはボディが分厚くなるしで難しい。

なので、どうしても低さを強調したい場合はエアロではなくローダウンするしかない。

あるいはツートンカラーにしてボディ上部(ピラーだけでも)をブラックアウトしてしまうとか。

でも、せっかく下部をブラックアウトしてるんだからそれを活かして少しリフトアップしてやった方がかっこいいというか、素材にあった調理法だと思うのだけど、どうでしょう。

クラウンスポーツはもとから1550mm超えてるし、機械式駐車場のハードルはもう超えちゃってるわけなので。

チューハツさんがクラウンスポーツとかクラウンクロスオーバー用のMulti Roadを作ってくれるといいのだけど。

参考URL:https://www.chuhatsu-plus.jp/index.html

ではこんなところで。

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